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ARDENTメールマガジン vol.26(2018.3.29配信)
コラム:「製薬協が行う産学官連携」日本製薬工業協会研究開発委員会産学官連携部会 川上善之氏

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          ARDENT メールマガジン vol.26
               2018.03.29
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福岡では徐々に桜の花が満開に近づいております。現在私たちが目にする日本の桜の品種はソメイヨシノが殆んどのようですが、近年はジンダイアケボノへ植え変わりつつそうです。ソメイヨシノと比較し、ジンダイアケボノは鮮やかな色彩が特徴だそうです。
ジンダイアケボノのピンク色も、また目にすることが楽しみです。


◆今号でお知らせする内容です。
┣【1】コラムリレー
┗【2】イベント情報

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【1】コラムリレー
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第26回目は、日本製薬工業協会研究開発委員会産学官連携部会 部会長 川上善之(エーザイ株式会社)にご執筆頂きました。

「製薬協が行う産学官連携」

日本製薬工業協会(製薬協)医薬産業政策研究所の報告によると日本の2016年度医薬品売上上位100品目創出数が17品で世界第2位となった。しかし、第1位のアメリカの48品目とは格段の差があり、アメリカの独り勝ちといえる。
アメリカ発の医薬品の多くはアカデミア発の研究成果が大学発創薬ベンチャーを介して育成され、大手製薬企業により製品化されるという創薬エコシステムから生まれている。つまり、ベンチャー活用型オープンイノベーションを製薬企業がうまく産業化しているといえる。一方、日本では創薬ベンチャーの育成が十分でなく、日本の製薬企業は欧米のベンチャーと提携せざるを得ない状況がある。
製薬協の活動に目を転じてみると、日本では産学官連携が革新的な医薬品開発の推進に必須であると考え数年前より積極的に取り組み、大学の産学連携部門・TLO、ベンチャーキャピタルやAMEDをはじめとした省庁関係者との情報交換などの活動に注力してきた。特に医療系産学連携ネットワーク協議会(medU-net)とは4年にわたり議論を重ね、AMED知的財産部の協力を得ることで早期シーズニーズマッチングシステム「AMEDぷらっと」の構築に至った。「AMEDぷらっと」は国内のアカデミアと産学共同研究のための基盤、つまり産学連携型のオープンイノベーションを行うためのプラットフォームとして期待される。これまでも産学連携として製薬企業が企業ニーズを開示し、潜在的パートナーを求める公募システムが数社で運用されているが、「AMEDぷらっと」はそれを補完する枠組み・ツールとなることを我々は期待している。
製薬協による日本版NIHの設立という提言がAMED設立につながり、アカデミア創薬を支援する官製ベンチャーとしての創薬支援ネットワークが4年前に立ち上がった。昨年10月からはネットワーク機能を強化してアカデミア創薬の加速を図っている。製薬協も産学協働スクリーニングコンソーシアム(DISC)事業に全面的な協力し、製薬協加盟企業22社が保有するユニークな化合物を20万検体提供してきた。まさに産学官連携の好例であり今後も発展が続くことを願っている。
さらに、製薬協では2012年からアジア製薬団体連携会議(APAC)を立上げオープンイノベーションをアジア全体に広げる活動を進めて、日本を基点としたアジア発グローバルな創薬拠点形成を構想している。早くからアジアに日本の医療を紹介してきた九州大学の活動を参考にさせていただき、アジアの方々に一日でも早く画期的な医薬品を届けられるよう活動を推進したいと考えている。

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【2】イベント情報
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■九州大学病院ARO次世代医療センター/台湾国立アカデミー 中央研究院(Academia Sinica)合同講演会
 演者:中西洋一 九州大学病院ARO次世代医療センター センター長
    劉扶東 台湾国立アカデミー 中央研究院(Academia Sinica)副院長
 日時:平成30年4月5日(木)18:00~19:15
 会場:九州大学 病院キャンパス 基礎研究A棟 第1講義室
 参加:無料
 詳細:http://ardent-j.org/archives/4354

■新規PI認定(臨床研究認定制度上級コース)講習会
 日時:平成30年5月17日(木)13:00~18:05
 会場:九州大学病院キャンパス ウエストウイング棟 臨床小講堂1
 参加:無料(申込が必要)
 詳細:http://ardent-j.org/archives/4351

■ARO協議会 第6回学術集会「自立化と変革への対応」
 日時:平成30年8月30日(木)~9月1日(土)
 会場:九州大学医学部百年講堂
 詳細:http://www.med.kyushu-u.ac.jp/crc/aro2018/


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